僕は自分のうつに向き合ってなかったのかもしれない
色々考えを巡らせる日々はつづく。
その中で結論、と言いたいところだが、またコロコロ感情が変わるので今時点での考え。
あくまでも。
それは僕は昨年からの再発うつをきちんと治そうとしていなかったんじゃないかってこと。
会社面談で言われた「時期尚早」と言う言葉に納得がいかなかった。
少しずつ行動をさせてほしい、と思った。
そう、僕は再発してからずっと「行動」していた。
なぜならば倒れるまでの数ヶ月間で、ずっと停滞感を感じていたからだ。
だから、焦っている自覚はありつつもできることは少しでもやりたかった。
それが不安を払拭し、自信になると思ったから。
友人の結婚式の余興や、調子の良い時はディズニーへ足を運び(コロナ前)、
そして春先には引っ越しをした。
うつになるのは2回目だから、ある程度気分が落ちたらどうなるか、そしてそこからどのように回復していくか理解しているつもりでいた。
家族にもこれ以上、迷惑と心配をかけたくなかった。
だから早く治したくて、自分がうつだなんて忘れるくらい思いっきり行動した。
(うつと自覚することが一番良くないことだと考えていたのだと思う。)
今思えばうつには変な行動力が伴うことを忘れていた。
でも会社の人の怪訝な顔つきを見て、こっちも不快になったけど、少し思い直した。
だって楽しいことも、悲しいことも、全然何も感じないんだもん。
なのに悪いところばかり目についてイライラしたり、人を妬んだり、怒ったりする。そして虚しくなる。
色々やってみたいことはあっても気力も体力も落ちてるから思った通りのものはできないし、その結果を見て「やっぱり自分は何もできない」と落ち込む。
やることなすこと、全ての行動が幸福につながっていかないのだ。
なぜなら幸せを受け止めるべき「心の器」が荒れに荒れていたからだ。
気持ちの整備をしなければどんなものも自分の心に入っていかない。
好きな音楽が聴けなくなったり、友人の幸せを心から喜べない自分は本当にツライ。
だから、明日からもう少し自分のウツに向き合ってみようと思う。
また時間がかかってしまうかもしれない。焦る気持ちも当然ある。
でも人生の好転のために行動した自分も褒めてあげたいと思う。
ゆっくりゆっくり。